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君が歩くのを待っている

君が歩くのを待っている - jkondoのはてなブログ 

君が歩くのを待っている - finalventの日記 

 

困っている自分を見つけて、かまってくれる人には2タイプいる。

助けてあげたい、というスタンスで、こうしたら良いのに、とアドバイスをくれる人。そのやり方はやめなさいと叱ってくれる人。両方とも、非公式RTでコメントして「こんな困っている人にも手を差し伸べる素晴らしいアカウントだよ!favを!フォローを!」と見せつけたがっている点で似ている。人を言葉だけで動かせる、という妄想にとりつかれている。

何もしてくれない人よりも随分厄介だ。わざわざ自分の時間を使って、「相手のためだから!」と執拗に労力を割いてきやがる。かまってくれなくていいんだ、イイ人ごっこは一人でやってろ。

ただ相手の目論見に気付いていないだけの時や、適当にあしらうちょっとしたコツが分からない時には、そういう人の言葉がすごく負担になる。あんまり強い言い方や、人前で批判されると、心底ブロックしてやろうかと思うけど。

自分よりも弱い人を見つけて、アドバイスを装って自分を満足させようと寄ってくる人がこういう人だ。そういう人は、親切そうにしているけど、本当は自分も弱い。ちょっとdisり返すと「僕が言いたいのは~な視点なんだ」って言い訳しはじめて、本題に関係ないならリプライの意味ないじゃん。

 

具体的な論点で不毛なリプライのやりとりが解決するのも、細かい問題までだ。大きな問題になってくると、なかなかそんな言葉ひとつでは変わらない。たとえば、毎日笑顔で過ごせば人付き合いが楽になるよ、なんて言われても、翌日からずっと笑顔になれる人なんていない。しかしなにせ人はそんな「すごいことを言っているようでその実何も言っていないちょっといい視点を装ったtweet」で大量のfavが稼ぎたがる。しかしそんな見えすいた手でRTを集めるのは難しい。時間がかかる。そして、自分だけしか満足しない。

 

2つ目のタイプは、君がやりたい事をやるのを待っている、という態度で接する人。まだブログ書かないの?と心から聞いてくれる人。すまんこれは俺達特定範囲の話だった。君にはきっと壁を乗り越える力がある。僕は君がその壁を乗り越えるのを待っている、という態度で前途有望な若者を中華料理屋に監禁しブログを書かせ、あまつさえ炎上人材の有料サロンにスパイとしてもぐりこませようとする……すまん、これも俺たち特定範囲の話だった。

 

口だけ出すタイプよりもさらに無責任なのは2つ目のタイプなのに、なかなか世の中ではありがたい存在に思われがち。最初はもっと具体的なアドバイスが欲しい、と物足りなく思ったりする。でも、自分が持っている力で何とかした後に「俺は最初からこいつできるって見出してたぜ」ってちゃっかり乗っかってくる奴のメンタルは強い。

自分が本来持っている炎上力で起き上がり、次の炎上を心から楽しみにしてくれる人。事態の収束にしくじっている自分がどこに行くのかを、わくわくしながら生温かく見守ってくれる人。本当にゲスなのは、真面目なエントリを改変する俺だと思う。